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さくら壮のペットな彼女5

10-18,2011

友人から借りたものの中々読めず、今日になって読み終わったさくら壮のペットな彼女5巻です。

さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)
(2011/05/10)
鴨志田 一

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内容(アマゾン)
それぞれの想いを胸にクリスマスを終えたさくら荘は、冬休みに突入する。そして俺は、ましろ、七海、美咲先輩を連れて、福岡の実家に帰省していた―って、なんだよこの状況!?しかも妹の優子がましろに謎の対抗心を燃やし始めて、事態は混迷を極めていく。そんな休み明けには、俺のゲーム企画のプレゼンに、仁さんの大学受験、七海の声優事務所所属オーディションがある。クリスマスからこじれたままの美咲先輩と仁さんの仲も気になるし、ましろはバレンタインを気にしている様子。俺の3学期は、やっぱり息つく暇もなさそうで!?変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ第5弾登場。



感想(ネタバレ)
かなり面白くなってきましたね。
やはり読みどおり、というか青春モノだけあって巻数を重ねるごとに時間の経過がジワジワと感じ取れて「青春」を楽しむことが出来てきてますね。自分が中学生だからでしょうか。たぶん誰でもでしょうね。

青春ラブコメだけあって、ネタ切れで新キャラが露骨に出ることもなく読みやすいです。はうはうはちょこっとなので良い方です。
はじめのころは「また、ほぼハーレムか」と思ってましたが、そこまででなく主人公以外の男も重役を担っているので抵抗が少ないです。適当に言うとウザくないです。
てか一番進んでるのが赤坂とリタか。他なんて手繋いだだけなのに。

さらに今回の見所は主人公の憤りがいつもと違い巧く描かれてることですね。今までは主人公がいきなり切れてて「ついていけねーぜ」ってなるパターンですが今回は心情がじわじわと書かれていて難なくついていけるどころか、仁さんの方も感情的になり喧嘩になる、という今までとは見違えるレベルの面白さでした。一巻との比較ですね。この作者の成長率というか貯めていたのか分かりませんが見方が変わりました。
絵もトーンから塗りに変わりましたしね。
ギャグの勢いも安定してきて笑えるわけではないのに「なんかいいな」って青春さを引き立てるためのモノだと思います。決してつまらないわけではないんですが。

とらドラ思い出しますね。なんとなくみのりんと美咲先輩似てるし。名前も若干。ゴールデンタイムは面白いのでしょうか。後で読んでみるべきか・・・。

次にラノベでアニメ化するとしたら候補に出るだけありますね。先輩の卒業で終わりでしょうか。


次は短編集になるそうですね。電撃文庫マガジンはちょくちょくチェックしてますが書下ろしに期待です。
バカテスは短編集でも嬉しいぐらいなんですがこちらは早くストーリー勧めて欲しいです。
6巻がもうそろそろ出ますね。先輩達との卒業ですね。青春モノの醍醐味である「別れ」です。だんだんと面白くなっている作品ですので。かなり良い6巻を期待します。


そんなわけで今回の5巻は「今まで読んできて良かった」と思える出来でした。
やはりラブコメはハーレムではなく青春ですね。
こりゃHPも出来るわ。


このまま青春なしの人生を送ってきたら大人になってから後悔するんでしょうか。
今はこういうのを読んでて「こういう生活を送りたいな」と思うんですが大人になったら「こういう生活が送りたかったな」って思うんでしょうね。
そう思うとこういったものを読むことによって青春に一歩近づけるんでしょうか、それともそう思い込んでるだけしょうか。
その答えをこれから探して生きたいと思います。


って良い感じのことをいってシメです。
さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)
(2011/05/10)
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