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新約 とある魔術の禁書目録4

03-12,2012

11日に買えた新約禁書4巻です。




新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)
(2012/03/10)
鎌池 和馬

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内容説明&感想(ネタバレ)
今回は今までの「第何章」とかではなく、「Main.~」や「Sub.~」っていう数字で章分けされています。
そのため、そのMain.とかを使って説明していきます。37こに分かれています



Main,01

反学園都市社『サイエンスガーディアン』が、東欧のバゲージシティで、開催する格闘大会『ナチュラルセレクター』。それのルール、目的などについてです。
ルールは直径30mのホールで、一対一で選手が戦う。戦争で禁止されているものは使用禁止(核など)だが、戦争で禁止されていないような新技術は、いくら使っても大丈夫。
どちらかが気絶・死亡するか、どちらかが降参した時点で試合は終了。15分以内に決着がつかなければ、損傷の激しかった選手が負け。
装備は、衣服を合わせて80kgまで。開始時には手などで持っていなければならない。開始直後にパージすれば大丈夫みたいです。

優勝したものには、『学園都市製の超能力に代わる、グローバルスタンダートの証明』がもらえます。つまりは、その人が異能扱いされるということだと思います。学園都市ってじゃないだけで「インチキ」とよばれていたテクノロジーだって、『異能』にまで持っていくことが出来ます。わんさか出場するでしょう。

VSとらドラに出てきた『火星からの微生物』を使用する選手もいるそうです。


Sub.02
ヘビーオブジェクトにも出てきそうな、ガードマン同士の会話が多いです。
その会話によると、訳の分からない技術を持ったゲテモノたちがたくさん出場していること。
その中でも、サフリー=オープンデイズという選手はまともだということ。
グレッキー=リレッツマンという名前の『魔術師』も参加するということがわかります。
サフリーは表紙にはいませんが、メインキャラの一人です。


Sub.03
サフリー=オープンデイズ。
『ナチュラルセレクター』の選手で、武器は拳。年は20前後であり、肌の色は白く髪は長い金髪。服装は青色のパーティドレスをタンクトップにし、足にはスリッドが入っている様な感じ。武器は拳ということもあり、80kgまで許される武装も、衣服を覗けば手にはめた、拳をいためないようのグローブ。ブラックキャットの後半に出てくる金髪のがつけてる感じの奴です。

武装も終わったサフリーが、選手控え室で呟きます。

「そこのツンツン頭の東洋人。人様の着替えの最中に飛び込んできた理由をそろそろ説明してもらおうかしら?」
「・・・・・・か、上条当麻れふ。どうじょよろひく・・・・・・」


!??

どうやら、上条さんは、ナチュラルセレクターを止めて、『サイエンスガーディアン』と学園都市の仲を戻せたらいいなー、とか思いながらバゲージシティまで来たようです。いやー! 今回は木原とグレムリンだけかと思ってたらちゃんと出てくんじゃん!

潜入した先がサフリーの控え室だったため、ボコボコにされた様です。そりゃ、今までたくさんの魔術師をボコボコにしてきた上条さんですが、本物のハードパンチャーには勝てませんね。異能じゃなくて筋肉だし。

上条はサフリーに、ナチュラルセレクターに出ないよう頼みますが、あっさり断られます。サフリーはこの大会にでて、『あるモノ』を得ようとしているため、出場は止められない。その『あるモノ』はグローバルスタンダートとかではないみたいですね、素手で戦ってるし。



Sub.04
こちらもサフリー姐さん視点です。
ナチュラルセレクターには100人以上の選手が登録されているらしく、一日ごとに一回戦をやっていくそうです。一回勝ったら、その一日後にまた試合があるということです。

敵の名前はオーサッド=フレイクヘルム。宇宙人のインプラント技術を世界的に実証するべく参加したゲテモノ。
武器は、両手にもったアンテナの様なモノ。電磁波を出して攻撃するようです。なんか地味!

試合前にサフリーが、『破壊』についてフレイクヘルムと話しますが、お互いの価値観が合わないようです。フレイクヘルムはがたいが良いけど争いは好まない、という結構にベタなキャラの様です。
そんなフレイクヘルムにサフリーが言います。

フレイクヘルムが、ダメージ計算様の医師を脅迫していることを知っていること。
フレイクヘルムの娘が自称MIBという利益優先主義者に捕まっていることも知っていること。
すでに、その利益優先主義者をまとめて倒してきていること。
これが破壊だということ。

サフリーが指差す観客席には、フレイクヘルムの娘の姿が・・・・・・。

か、カッケーーッ!!!
『桁違いの破壊が生み出す爽快感』を求めてるとか、キャラかっけー!
戦う前から、勝敗を決める的な奴ね! とか思ってましたが普通に殺し合いが始まりました。あれー?



Sub.05
ウェイスランド=ストライニコフという『サイエンスガーディアンの長』の視点からスタートです。
命を狙われているため、狙われにくい所(あえての玉座)に潜んで、大会を見ている様です。三巻の時のメディア王とキャラが被ってる感じが・・・・・・。

そのウェイスランドの横には一人のイケメンが。髪は金髪、服はスーツ。名前はウートガルザロキ。呼びにくっ!
禁書にしては珍しくキレ長の目をしたイケメンです。ゼロ使の平川大輔さんがやっているのや、機巧少女のロキ辺りを想像してもらえれば良いと思います。

ウートガルザロキは、ウェイスランドの護衛として雇われているらしく、グレムリンの魔術師です。ああ、もう言っちゃいますが、表紙の3人は『木原』です。今回は新キャラがもりだくさんですね。

早速、ウェイスランドがウートガルザロキに、って、すげぇ! 最後の二文字がロキだ!

ウートガルザロキに一つ、仕事を頼みます。
ナチュラルセレクターに忍び込んだ輩がいるので殺してほしいと。


Sub.06
試合が終わった後のサフリー視点からスタートです。
結局、電磁波攻撃に苦しみながらも勝ったようです。見えない遠距離技相手に、拳で勝つとかすげーなー。
控え室に戻ったら、警備員が数人いました。
どうやら侵入者が着ているらしく、気をつけろよ、俺らが選手はマモルぜー、ということのようです。
サフリーの頭に、上条の事が浮かびます。どうやら、上条さんの正義感は自分にちょっと似てるんじゃね?とか思ったそうです。
なので、その警備員4人を4行で倒して上条を探しにいきます。

そして、すぐに見つかった上条さんにラリアットをかまします。えぇ!?
デュラララでやってましたが、達人にラリアットされると何が起こったかわからなくなるそうです。
さらに驚きなのが、そのラリアットの説明。
首なしライダーでも作れそうな二の腕を

これは・・・・・偶然じゃねえ・・・、鎌池先生。デュラララ読んでるよ。

そんな二人の前に、ウェイスランドがきて「その侵入者を渡せ」といいますが、その後に、上条が殺されるのは明白なので、サフリーは断ります。つまりは、上条と組むぜ、ってことです。大会に出るのはサフローだけですが。
そんな二人に上条が言います。
侵入者っていうのは、俺みたいな高校生でもなく、グレムリンでもない。サイエンスガーディアンの本当の敵。

ヤツら。


まあ、大体というか、表紙からというか。木原一族でしょうね。



Period.07
気がついたらウェイスランドは、自分が良く利用する高層ホテルの最上階に、うつぶせでたおれてました。
そこには一人の若い男がいました。
木原乱数。表紙の一番右のヤツです。



きっとウェイスランドは、DIOの館でのポルナレフのごとくパニクってるでしょうね。


乱数が説明するところによると、
このナチュラルセレクターの観客や、バゲージシティにいるのは、皆サイエンスガーディアンに関わっている者だけで、今バゲージシティは火の海状態。
乱数は、科学技術を使って、人に幻覚を見せることができる。
さっきまでウェイスランドが見ていたのはすべて幻覚。
上条当麻なんていうヒーローだって、そんな都合よく助けに来てくれない


私もポルナレフ状態ですよ。
しかし力強いなぁ! 木原君二号!

ウートガルザロキとかいう魔術師も、乱数にとってはその辺のゲテモノと一緒で雑魚だったらしです。前回のサンドリヨンといい、新約禁書は口絵のキャラを惜しげも無く殺すなぁ。

そんな乱数があるゲームを提案します。
ウェイスランドの孫二人・嫁・娘・娘婿の五人が、イスに縛られ。その前には一つずつ銃が向けられている。
その銃のどれかには弾が込められている。
ウェイスランドが指名した人の前にある銃の引き金が引かれる。
銃が不発だったら全員解放される。

とかいうカイジにありそうでないゲームです。
それで、そのウェイスランドの親戚達の映像を見せてる機会がスマートフォンなんですよ。よかったー! 2,30年後もスマフォが使われてるんだ!  
まあ、学園都市の外で買ったものでしょうけど、まだ、1巻から半年も経ってないのに、スマフぉかー。


結局、その銃のどれにも弾がこめられており、ウェイスランドが選んだ娘婿の銃からも当然弾がでて、向こうからすれば「ウェイスランドが父親・夫を殺させた」と思われます。

興奮しすぎて、目の毛細血管が破れるという世紀末的展開になったウェイスランドですが、一端落ち着きます。
スマフォの映像には、誰も座っていませんでした。
あせる乱数と、ほっっとするウェイスランドが見るモニタには、一人のツンツン頭の高校生が

いやいや、そんな偶然あるわけ。とか思った乱数はあることに気がつきます。

「・・・・・・まさか、これも幻覚・・・・・・?」


結局、ウートガルザロキは、一瞬幻覚に陥りながらもナントカ復帰(血まみれ)して、乱数に「魔術での幻覚」を魅せることに成功したそうです。
うわー、幻覚使い多いー。
A4サイズの紙束(厚さ10センチ)で、棒立ちになってる乱数をボコボコにします。それはもうボコボコにします。

やっと倒せたぜー。とか思ってるウートガルザロキの肩を軽く叩く者が。

そこにはツンツン頭の東洋人が。



!!??
なんだか、上条さんがホラー的扱い。めだかBOXでいうところの「絶対に勝つ主人公」的扱いを受けていることにも驚きですが、今回の鎌池先生はずいぶんと斬新な施工を使いますね。



Sub.08
Sub.02にも出てきたガードマンが、木原乱数とかが持ってきたであろう、最新兵器に殺されるようになるとこからスタートです。
サイエンスガーディアンが、学園都市の最新鋭無人兵器を持っている、っていう設定ですけど、実際アレイスターが何のサイクもしてないのを渡すわけありませんよね。
そんな最新鋭兵器も、木原乱数がもってきた最新兵器『FIVE_Over.』になすすべも無くやられていきます。このファイブオーバーって、新約一巻で出てきたレールガンモデルとかと同じヤツだと思います。
しかし、その『FIVE_Over.』がガードマンに標準をあわせたと思ったら、急に標的をガードマンでは無い方向へと変えました。
そこにいたのは、長いマントに身を包んだ、フルフェイスヘルメットの男だか女。表紙の奥にいるやつでした。



Sub.09
近江手裏―おうみ しゅり
ナチュラルセレクターの参加者の一人で、甲賀系のくノ一。見た目は10歳前後と、郭とキャラが被ると思いきや、実年齢は30を超える。合法ロリ。
武器はスコップ。裏表紙に絵が描いてありますが、くないって元は土を掘る道具だったららしく、説明は「くない」ってされています。ロリスコップ。

ナチュラルセレクターに参加した理由は、『異能』を手に入れて、ハリウッド映画みたいな、派手な忍術を手に入れるため。ニホンに本部があるとはいえ、学園都市に協力は仰ぎたくないから、この大会に参加したようです。
『異能』を目で盗んで、それを解析し、自分達の力にしようとしているらしいです。
他にも仲間が数人いるそうですが、無線を繋げると戦ってい音と、追い詰められている声が。さらには「数多おじちゃん」という名前が。

木原とグレムリンの戦いを覗き見ようとした彼女ですが、軍服の男と出会い、戦いへもつれこみます。
結局、その軍服の男にとどめをさしそうになりますが、邪魔が入ります。『異能』の力をもった邪魔が。


Sub.10
その邪魔の名前は雲川鞠亜―くもかわまりあ
黒髪縦ロールで、服装はメイド服。秋葉原風のメイド服。黒いハイニーソで絶対領域がまぶしいです。
軍服の男を、一時は助けたものの、ものっそいアクロバット技(サンタナ級)で男を気絶させます。
鞠亜の武器は、その体。足で剣道や槍投げや右手と右足で倒立し、すごい速さで動くことも可能。ガチサンタナな彼女ですが、どうやら『異能』―学園都市から来ているらしく、超能力を使っているらしいです。(手裏の憶測だと遠心力をしようした)
鞠亜にかなわないことを悟った手裏は、鞠亜とは戦わず、木原とグレムリンの戦いを見ようとします。そんな彼女に、鞠亜は言います。

「なら仕方がない。私がプライドを傷つけて君の命を守ってやろう」

手裏の意識が、鞠亜の四肢によって吹っ飛びます。



まあ、名前からわかるとおり、雲川芹亜と深く関係してあるであろう鞠亜。イラストが無くて残念ですが、すげー可愛いです。てか、新約禁書4は可愛いヒロインが多いです。
たぶん双子でしょうか、禁書って30冊以上出てますが、双子のキャラって出てないんですよね。妹達は抜きです。
そして、近江手裏は、郭や半蔵と何かしら関係ありますよね。3人目の忍者ですし。


Main.11
マリアン=スリンゲナイヤー
グレムリンの正規メンバーであり。現存すう黒小人。
銀髪を三つ編みにしており、赤渕のめがねをつけている。ブンガク少女的シルエットですが、褐色の肌の上に、下着もつけずにオーバーオールを来ているその姿は・・・・・・・とてつもなくエロい。
武器は、純金の鎚と鋸。大工的な魔術を用いることによって、とんでもない錬金術ができる。
アウレオルスの様なスタイルではなく、人を物に変えたりできる。金の錬金術師。少年ガンガン。
めだかボックスでの隈川先輩の『大嘘つき』みたいな感じで、気付いたら手が蛇口になってたり、上半身がマリアンみたいになってたりする。生ける男の娘製造機。

木原病理
木原一族の一人であり、パジャマを着ている。武器は電動車イス。仲にはいろいろな兵器がしこまれているため、軽い要塞。表紙の一番左にいる奴。目がおかしい。いろいろおかしい。『諦め』をつかさどってるらしく、反学園都市テロ組織の横暴を「諦め」させたりとかしてる。


その二人が激突する。



マリアンは、新約3巻のラストでも出てきましたね。スマフォを使って雷を落とす魔術はいつ出るのでしょうか。
病理は、見た目がテレスティーナさんににてますね。乱数は数多おじちゃんに似てますし。
なんとなく学園都市サイドの木原一族を応援したくなります。前回すごい強い臭がしたマリアンや、イケメンのウートガルザロキなどがすごい手ごわそうに見えましたが、木原達が頼もしすぎて胸が熱いです。
グレムリンで残ったシギンとかいうのも手ごわそう煮見えますが、木原クンの意思を引きづいてそうな表紙の円数ちゃんが強そうで何よりです。
ちなみに、この円数という名前は、病理の口から一度出ています。




Main.12
近江手裏は、気付いたら、たくさんのモニタがある管制室の様なところに横たわっていた。
そのそばには、鞠亜の姿が。

数十秒後に、管制室にバズーカ砲が撃たれる。
なんとかブリッジで回避する鞠亜。なんか、急にアクションっぽくなってきたなあー。

しかし、その最初のバズーカは囮であり、ブリッジしたままの鞠亜めがけて、バズーカ砲の大きな筒が振り下ろされる。
当然、鞠亜の意識は飛びます。さっきまで、あれだけ主導権を握っていた鞠亜が即効でやられたわけですから、手裏はものっそいビビります。逃げてー。

そのバズーカを持った襲撃者の名前は木原円周。中学生くらいの小型の少女で、アッカリーンヘアー、ピンクのセーターにオレンジのミニスカート、黒いストッキングを身にまとう三人目の木原。表紙の真ん中。首から、スマフォ、小型ワンセグテレビ、PSPらしきものをさげている。
周りにあるモニタに、グラフの様なものがあらわれ、ピコピコするたびに「数多おじちゃん」や「『木原』ならこうする」とか呟いている。

円周にやられそうになった、手裏を何者かの『右手』が助けます。
フルフェイスヘルメットです。
その男が、円周をなんとか撃退しますが、それまでのやりとりのいくつかが不思議でした。
その男によると、円周は足りない思考を外部からのスプリクト入力で補ってらしいです。

さらには、円周とフルフェイスとの会話で

「・・・・・・っていうのが『木原』らしいので一つよろしくっ!」
「いいや」


「これが『木原』だよ」



このセリフのああと、対人地雷で、円周を撃退します。
その後に、フルフェイスの男がくないを構える手裏にいいます。

「やめておけ。それじゃあ私には勝てない」

「威力が高すぎるから私を殺せないと言っているんだ」

「私は木原に特化しているからな」

「何よりも有線して上条当麻を探し出せ」

「上条当麻と遭遇できるかどうかは、君の制止に直結する素直に言えば、会えなければ死ぬ」


「・・・・・・上条、当麻っていうのは・・・・・・?」

「ただの一般人の少年だ。しかし一方で、あれは目についた登場人物を片っ端から救い上げる性質を持つ。・・・・・・本来なら対『木原』戦は一方通行がベストなはずだが・・・・・・」




おもしろっ!
やっぱり今回はネタが斬新ですね。今回のストーリー解説は、本を読みながら書いているのでいつも以上に粗があると思うのでご了承下さい。
急にめだかボックス的なメタネタを使ってきましたね。
上条当麻と遭遇できなければ死亡する、とか最近のループモノっぽいですし、未来から来た木原でしょうか。
さらに、このフルフェイスヘルメットの動きでは、いつも『右手』が強調されるんですよね。幻想殺しと何か関係があるのでしょうか。



Sub.13
フルフェイスヘルメットの男。名前は木原加群。雲川鞠亜が追っている人物。
雲川鞠亜は、加群に盗聴器などをつけられているかもしれないので、メイド服を脱ぎ、高温のドライヤーを当てます。この時に下着だけになるんですが、結局上条さんは来ませんでした。だんだんラッキースケベがなくなってきたな・・・・・・。これがシリアスか、7巻の時なんて露骨だったのに。
ちなみに、手裏の服は特殊な素材で出来ているため、異物がついたら色の変化が目視できるようになっているそうです。
その盗聴器の疑いがあるのが『情報送受信用薬品』という名前なのですが、伏線でしょうか。



Sub.14
結局、木原病理は追い詰められました。
仕込みがもりだくさんの車イスも、もうべこべこで使いものになりません。
しかし、マリアンの方も軽く弾切れ――改造できるような生きた人間はもう周りにいません。
マリアンは、生きた人間の改造しかできないので、したいは何の役にもたちませんし、乾いた血や油も使えません。
しかし、鈍器になる鎚などはあるので、それで木原病理を追い詰めました。
やべぇ、病理さんやべぇ、とか思いましたが、急に病理の下半身衣服が破け、病理が立ち上がりました。

!??

本当は、下半身はサイボーグ的な感じになっており、歩けたそうです。それでも歩くのは「諦め」ていたそうです。一瞬、サービスシーンがくるのかと思ったわ!
しかもそのサイボーグは虎を蹴り殺せるレベルです。黒足です。


まあ、結局木原の無線を使われて、木原の連れてきた部下が現場にやってきてしまい、その一人の腕がロケットパンチになって、木原病理さんを殺しました。

木原病理。リタイアです。


Sub.15鞠亜と手裏の二人はあるモノを発見します。
見るからに学園都市製の、銃や防弾ジャケット。
拾って使おうぜ、とか思いましたが、じつはそれは木原円周の仕掛けているトラップの一つでした。下に手榴弾があって、餌を持ち上げると爆発するというもの。
それに気付いた手裏はその武器を手にしないのではなく、あえて、トラップを解除して使おうとします。
その時に、手裏がかがむんですが、チアの格好をしているためパンツがまる出しになるそうです。挿絵ないのかよぉ!!

結局、落ちてた武器は使い物にならなかったんですけどね。




Sub.16
Hsb-07°。第三次世界大戦でしようされた、超高速戦闘機の改良版。
それがバゲージシティの上空を飛んでいます。
いくら、サイエンスガーディアンが学園都市生の兵器をもっていたとしても、学園都市の科学力はとてつもない早さで進んでいるため、使い物にならないも同然でした。なんだ、学園都市強ぇじゃん。

しかし、そんなHsb-07°がどんどん壊れて行きました。
それはマリアンが使用した『ロキの投網』という霊装の力によるものでした。その効果は、理屈などを抜きにして、鎖のようなワイヤーを出現させること。本来なら相手の逃げ道を封じるためにしか使えないようなものでも、時速7000kmで進む戦闘機につかったら、ばっこーんてなります。自分から切られにいってるようなものですね。

最後に、マリアンがHsb-07°の破片をオーバーオールの中にいれるんですが、複線でしょうか。銃弾をくらっても大丈夫みたいなヤツでしょうか。

おいおい、さっきからマリアン無双じゃねぇか、とか思いましたが、そのロキの投網も、Hsb-07°のレーザー攻撃にはやられるようで、マリアンは少しあせります。ああ、ロキの投網ってのは結構数があるそうです。




Sub.17
通路を歩いている手裏と鞠亜。
その会話から、鞠亜の姉が芹亜だということが大体で分かります。
まあ、キャラが姉だよね、芹亜先輩。

そんな通路が急に崩れます。二人の目の前に戦車がおちてきます。どうやら、上で戦っていた戦車がその重さのあまり、地下の通路まで落ちてきたようです。
もう使い物にならないとはいえ、いつ爆発するか分からない戦車を、鞠亜はメイド服を脱いで、パタパタすることで静電気を発生し、粉じん爆発てきに壊すことに成功します。ああ、挿絵無いね。もうサービスシーンは無いのか。

そのまま地下を進む二人の少女。



Sub.18

マリアンは、最終兵器とやらを使うため、自室?に入り『麦のジュース』を飲みます。
神の子の肉とされる小麦を体にとりいれることによってどうのこうのってヤツでしょうか、神話にはあまり詳しくないです。
本来ならビールの方が正しいのですが、マリアンは悪酔いが激しいらしくやめているらしいです。ふむ、日常回では絶対に酒を飲むな。

そして、スマフォを使って誰かと電話をします。スマフォじゃなくても、通信できるものならなんでもいい様子。
会話の相手は、グレムリンの正規メンバーであるシギン。名前が短いので覚えるのが楽です。
シギンの能力は『助言』らしく、マリアンの『改造』と同じで自分に施すことができないそうな。それで迷子なので、どうしよー状態らしいです。なんか、『どうすればいいか』を教えてくれるらしく、マリアンと違い自分の仲間じゃなきゃ使えないものの、その効果は絶大で、自分に使うことができればその力は『魔人』クラスになれそうです。シギンが多重人格なら、4巻に出てきたエンゼル様になれるのになー。
それともう一つ、このナチュラルセレクターの真の意味が分かります。
大体読んでれば分かるんですが、『この大会に出る選手の私情を調べ、それを利用してサイエンスガーディアンにその選手を引き込む』ことが目的でした。


結局、シギンがマリアンに「どうすればマリアンがシギンに会えるか」を助言することになりました。なんか、ドラえもんのあのパペットみたいですね。

しかし、通話中のマリアンが自室への侵入者の存在に気がつきます。

鞠亜と手裏でした。



Sub.19
木原円周が推理します。
バゲージシティに行った人間はどこへ行ったのか。町の外には『FIVE_Over』がいるため、出られない。てかマイナス20度じゃまともに動けない。
では。ハーメルンの笛吹きよろしくの人は、どこに町にいた人間を隠したのか。
その町にいた人たちを殺していけば、それを防ぐためにグレムリンが動く。

結果、木原おじちゃんの指示によって円周はスカートの裾を持ってくるりと回ります。

まあ、当然誰も出てこないんですが、木原おじちゃんは読者の気持ちが分かるそうです。
そして、挿絵が出たんですがいかんせん。パンツすら写らない。

今思ったんですが、トーンになってから挿絵でのサービスシーンが少なくなってますね。なんででしょう。



Main.20
木原加群。学園都市の小学校で起きたとある事件に深くかかわっている人物。鞠亜は加群に合うためにバゲージシティに来ていた。

本来なら、こんな危ない所にいる必要もなく、さっさと、違う町に逃げようとしていた鞠亜と手裏。
しかし、たまたま魔術的結界が壊れた、たまたま休んでいたマリアンに遭遇してしまった。

本物の異能にかなうわけねーとか思った二人は急いで逃げますが、その通路自体にマリアンの道具「生きた人間」が使われていました。

逃げ切らないことを悟ったため、鞠亜はマリアンと対峙します。まりあとマリアン。似てますね名前が。
触れられたら、とんでもない家具にされてしまうマリアンの道具相手に、鞠亜はあえて肉弾戦に持ち込みます。その時にものっそいアクロバティックに鞠亜が戦うんですが、すごい格好いいです。もうハリウッド映画に出れます。しかし、まあマリアンの有利な通路で戦っていため、生きた人間の破片が飛んできて倒れます。格ゲーだと火力はかなりあるのに、打たれ弱い感じですね。誰がノエルだ。
それで、鞠亜にとどめをさそうとしたマリアンですが、手裏の様子が変なことに気付きます。ぶつぶつ呟いてました。

その声、口調は先ほどまでしゃべっていたシギンのものだと分かります。
こいつら、シギンをもう捕まえていたのか
と気付き手裏を倒しに行く鞠亜ですが、自分の能力が巧く作動しないことに気付きます。しかし現実は能力ではなく、材料の人間が巧く作動できていない、手裏が先までの間に周りにエチルアルコールをばらまき、材料の人間の脳を中毒にさせることで、魔術を作動させなかったそうです。これ、その辺りの魔術師にも使えるんじゃね?

やっべ、と逃げるマリアンですが急にキャラが変わった手裏にボッコボコにされます。


病理に続き、マリアン、シギンがリタイアです。


最初のころはサフリー視点だと思ってた訳ですが、今ではこの二人を応援したくなります。



Period.21
木原円周と、木原病理が出会います。
倒れていた病理を助ける円周。ついでに自分のスマフォを渡して、病理の足を復活させます。まあ適当にいうと、第二位の『未現物質』で作られた足で、翼もついてます。
本来、『木原』ならしないような人助けもする円周。その辺りが『木原』としておよそ及第点ともいえない所なのでしょう。
病理によると『木原』というのは、人類がいるかぎり永遠につきることの無い存在らしく、たとえ、今の『木原』の血筋が失せても、また新しい『木原』を持った人間が生まれるそうです。まあ、カカ族みたいな感じでしょうか、違いますね。

「協力して一緒に戦おう」とまたもや『木原』らしからぬ円周。
そんな円周を後ろから蹴り殺そうとする病理だが、その蹴りをかわされます。


「うん、うん。分かっているよ、数多おじさん」

「こういう事を言った時、『木原』っていうのは迷わず不意打ちを仕掛けるものなんだよね!!」


今の円周の思考パターンは、性格な拳で敵を倒す木原数多のそれになっていましたが、急にその思考が違う者へと変わります。





「分かっているよ、当麻お兄ちゃん」

「こういう時、上条当麻ならこうするんだよね!!」


どうやら、円周が用いていた思考パターンは『木原』だけに留まらず、他の人間の思考パターンも解析して使っていた模様。
病理のような悪には、上条の正義が天敵ということでした。




いやー、驚きましたよ。上条さんが『木原一族』なのかと思いましたよ! たはは!



Sub.22
木原加群。
走馬灯の研究をしていた『木原』であり、安全心臓の止めかたや、止まった心臓の安全な動かし方などに熟知している男。
自己主張をあまりしない『木原』ではあったが、その技術や思想等は、『木原』の歴史に残るほどだった。
自分のしてきた研究の意味や効果を見出せず『木原』としての研究をやめ、『落第防止―スチューデントキーパー』の職員として活動をいしていた時期もあった。
『落第防止』とは、不登校になった生徒をまた登校できる状態にまで、学力や精神を回復させる仕事。最終的に木原加群が、回復させた生徒は、男女合わせて32人。『落第防止』においては、異例の数字であた。
しかし、一つの事故がおきた。
木原加群が復帰させた小学生と学校まで向かっている途中に、刃物を持った一人の通り魔が現れた。その登校路には他にたくさんの児童がいた。そのたくさんの子供を守るために加郡が取った行動は単純なものだった。『撲殺』。近くの花壇にあったスコップを使ってその通り魔を『痛みを与えず』に殺したのだ。
とっさとはいえ、彼がとった行動は『木原』の力を使ったものだった。およそ『木原』らしからぬ彼の『木原』だった。結局、裁判では正当防衛として、彼に罰は下されませんでした。
後に彼は失踪した。


木原加郡。表紙の奥にいるのですが、設定がかっこいいですね。『純粋に心臓を止めた数なら木原で1,2を争う』とか。しかも強いし。



Sub.23
木原数多のインスピレーションを得た円周は、寒天を用いた菌の栽培にとりかかります。ただの菌ですら、『木原』の科学力を用いれば、『殺人ウイルス』にすることすらできます。

想像ですと、大きさはスーパーカップくらいの研培器だと思います。



Sub.24
結局、なんとか手裏から逃げ切ったマリアンは、その怪我の処置をするべく、薬局にいました。
なれない応急処置をしながら現状を確認していると、近くで物音が。音のした方向を見たマリアンは言いました。

「おー、どしたベルシ。そっちもそろそろ本番って感じかな?」


ここに来て『グレムリン』の新キャラですか。しかし、ウートガルザロキと違って名前が覚えやすい。



Sub.25
最初のころにも出てきたガードマン視点です。
やっぱり、街を見渡しても、数百万人の人はどこにもいません。しばらく辺りをあるテイルと、学園都市側の人間をみつけます。その人間は『広域観測』と呼ばれる、バルーンにカメラを取り付けた物を飛ばしていました。どうやら、学園都市も、まだ消えた数百万人が見つからないようでした。




Sub.26
雲川鞠亜は、ナチュラルセレクターの医務室で目を覚ましました。
どうやら、気を失っていたところをサフリーに助けられた様子。いやー、サフリーさんひさしぶりだー。
その場には、あの電磁波さんオーサッドもいました。

サフリーと鞠亜は今、おかれている状況を確認します。
半日以内に、『大ボス(木原とグレムリン?)』を倒さなければ街にいる数百万人も、自分達も凍え死んでしまう。
結局、一番最初に倒すべきは『木原』円周。殺人ウイルスを作っている少女に決まりました。
このマイナス20度の世界で、菌を繁殖できる場所は限られており、そこにあるコンテナの破壊をすれば、殺人ウイルスの栽培を止められます。

サフリーがそんな事をしっているのは加郡という男に教えてもらったからだ、答えます。


Sub.27
菌を繁殖させることに適した場所(コンテナ郡)までやってきた木原円周。
そのコンテナ郡の司令室にさくっと入った円周は、そのコンテナ郡の情報を見て、殺人ウイルスが出来上がるまでに、ざっと1時間だと見積もります。


Sub.28
鞠亜とサフリーは医務室を出て、外にあるコンテナ郡へ向かいます。途中で、サフリーが飛んできた紙飛行機を「とりゃーっ!」って投げ返します。えー、なにこれ可愛ぃー。

外は冷凍庫の様な状態。まともに動けるのは30分が限界。
そんな状態のなかで、数百個も数のあるコンテナの中から、ウイルスの培養器を見つけ出すのは至難の技。
それならば、コンテナへ電気を送っている変電室へ向かおう! となりましたが、変電施設には、木原円周の姿が。

サフリー&鞠亜VS木原円周の戦いが始まります。

この肉弾戦的な二人が組むっていうのが面白いです。
今回、私的には鞠亜が一番好きです。『異能』なんですけど、アックロバティックで格好いいです。打たれ弱いっていう設定もバランスが言いですね。



Sub.29
木原円周は幼少時、何者かによって誘拐をされていました。『木原』の才能をねたんでいた人間によっての反抗でした。『木原』として生まれてきても、その後何もしなかったら馬鹿になるだろう、という単純な目的の誘拐でした。
結局、円周は何も勉強をせずとも、誘拐先の牢であらゆるものを理解していました。
水があればその分子の造りをー、という形で。
円周は、自分の力でその誘拐犯を殺しました。『怨み』などは全くなく、『好奇心』のためだけに。
『木原』とは後天的なものではなく、先天的な才能なのでした。



Main.30
円周の手によって、何十個ものコンテナが転がっていました。手にした特殊ライター(火炎放射器みたいなの)によってのものでした。
しかし、そんな落ちてくるコンテナや、発射される炎にもびくともせず、鞠亜は円周の懐へ飛び顎を蹴り上げます。いやー、今回は鞠亜さんが格好よすぎてヤバイですわ。爽快感があるね。

なんども思考パターンを替えて戦う円周を、鞠亜は「使うデッキがどんなに強くてもプレイヤーが弱くちゃ使いこなせない」と一蹴します。かっけー!
最後に円周は、『円周自信の』思考パターンを用いるも、サフリーが呼んでいた手裏の投げたくないによってひるみ、鞠亜に吹っ飛ばされます。意識と体を。



そんな戦いを見届けた女。木原病理。なんだよ生きてるのかよ! 新約4巻は、15巻の時みたいに、誰が生きてて、誰が死んだのか書いてあるんですけど、入れ替わりが多いです。ややこしー。

木原病理は、獲物が獲物を取って油断しているところを狙う、ハンターハンター作戦に出ようとしていました。ちなみに、この時、鞠亜やサフリー、手裏は世間話をしていました。私も混ぜてー。
そこに現れる一人の男。いつの間に現れたのかわからない、その『フルフェイスヘルメットの男』の眉間を一瞬で打ち抜く病理。多分第二位の何かを応用しているのでしょうか。
しかし、その男―木原加郡の頭ははじけず、はじけたのはヘルメットだけでした。まあ、そこで素顔が開かされるんですが、何というんでしょうかね、目がキリッとしてやせた駒場利得みたいな感じです。

どうやら、加郡が辞職する原因となったあの事件、あの通り魔は病理に利用されて事件を起こしたらしく、あの通り魔には罪がなかったのに殺してしまったことを、加郡は悔やんでいたようです。その罪を償うには、病理と自分を殺すしか無いと考え、この街まで来ていたようです。

『木原』同士の戦いが始まります。




どうでもいいけど、やっぱり鞠亜の戦いは格好いいですね。不意打ち以外では負ける気しないなー。



Main.31
木原病理の、第二位の能力応用した『変化』は、さまざまな形に体を変化させることができる。
スカイフィッシュを応用した高速の鉄釘が、加郡の頭や心臓を貫いても、血は一滴もたれず、体がのけぞるものの、傷など少しもなかった。
イエティを応用した、体を粉々にする一撃を受けても、体はいつの間にか回復していた。
そして毎回、『自分から致命傷を受けに行っていた』
さらに、加郡の指からは青白い光の様なものが出ており、それは刃の様に触れたものを切り裂いた。
木原病理は『木原』の中でも優秀な『木原』であり、たとえ専門外のことでも、それが『科学』ならば、それを看破することができていた。なのに、この加郡の圧倒的な力が何なのか理解ができなかった。そこで、一つの結論にたどり着く。

「まさか、あなた・・・・・・グレムリン、だったんですか・・・・・・っ!?」およそ、科学を極めたとされる『木原』でも未知の領域『魔術』

「何を言っている?」

「私は木原だぞ? 戦う相手の想像の外へ出なくてどうする?」


加郡が使っていたのは魔術。本来なら、もっと強い回復魔術だったが、自傷未熟の木原加郡では、その効果を『致命傷をくらった時』にのみ使うことが出来た。さらに、指から出る青白い刃は『自分のダメージの数だけ威力が増す』効果を持っていた。ちなみに北欧神話が元っぽいです。

そのことに気付いた病理は、致命傷をさけて加郡を殺そうとしますが、それには12分ほどかかり、その間に53回は病理は殺される、と加郡に言われます。すげぇ、バトル漫画っぽい!

そこで、病理は消耗戦にもっていき『相打ち』の形を作ろうとしますが、『お互いの死』を目的とした加郡にとっては、それは意味の無いことでした。 




Period.32

雲川鞠亜は見ました。
自分にむかって来る首長竜の姿をした人間らしき生き物を。
そしてその生き物を上から拳を叩きつけて殺した人間を―かつて、自分を不登校から復帰さえてくれた先生を。
その男は、すでに左腕がなく、全身傷だらけだった。

結局、木原加郡は息絶え、彼に昔助けられた雲川鞠亜は泣き叫びました。

バゲージシティを取り巻く木原は一人もいなくなった。

そんな一部始終を見ていた少女マリアン。
どうやら、マリアンが言っていた「ベルシ」とは加郡のことで、その仲間の一人が死んだことに対し、悲しみを隠せません。
マリアンは、自分の敵を人間とも思わないで、家具に変えるようなエキセントリックな女の子ですが、仲間のためには世界を壊すことすらいとわない良い奴でした。
叫びながらマリアンは一つの道具を取り出します。鞘に納まった一本の剣。『戦乱の剣―ダインスレーヴ』人間の手で操れる中では最大クラスの災厄を生み出す伝説の魔剣。

「さあ弔いを。テメェら数百万の頭蓋骨を積み上げてペルシの墓を作ってやる!!」

雲川鞠亜、サフリー=オープンデイズ、近江手裏とマリアン=スリンゲナイヤーの戦いが始まります。



『戦乱の剣』を取り出したときに、マリアンのスマフォから『駄目だマリアン!』と、グレムリンに所属している魔人、オティヌスの存在があきらかになります。グレムリン、どんだけ精鋭ぞろいなんだ。
展開的には、味方3人VS敵一人という感じで、新約4巻ぽいです。



Sub.33
木原加郡とマリアンが出会ったのは、三年前。当然第三次世界大戦など起きておらず、グレムリンだなんて組織もできていなかった。
加郡は当時、『復讐したい相手と相打ち』になる方法を探していた。そして、マリアンに魔術の存在を教わったのだ。
『グレムリン』が、科学を取り入れようとした大きな理由に、木原加郡の存在があるようです。
マリアンとしては、そんな馬鹿げたことで死なないで仲間である加郡には死んでほしくなかった。そのため、彼を死なせないように強くした。そうすれば、なんとかなると考えていたマリアンは、いつも冗談の様に
「もしも復讐が終わってさ、それでも無意味に生き残っちゃって、何にもなくなっちゃったら、その時は私のトコに来いよ」と本気で言っていました。その言葉に、加郡は一度も頷いたことがありませんでした。



イイハナシダナー。
いやー、まさかマリアンと加郡が仲良かったとは。
さらに、加郡の存在が『グレムリン』を大きくさせていた、っていうのに驚きです。木原病理の『諦め』なんてなかったら、グレムリンもここまで大きくなっていなかったのでしょう。




A_Cardinal_Error.34
鞠亜、手裏、サフリーはある作戦を立てます。それは、『相手が剣なら、遠距離から飛び道具を使おう』という単純なもの。
しかし、そんな作戦は通じなかった。
マリアンが、剣を鞘から『ずらす』と同時に、手裏の心臓が止まった
マリアンが、剣を鞘へ『ずらす』と同時に、サフリーの心臓が止まった。
それは、なぜか。鞠亜は考えます。

「ただ、私達の方が恐怖していたんだ。本領を発揮したあの剣の前には立ちたくない。そんな目に遭うぐらいなら、そうなる前に、ここで心臓を止めてしまった方がまだマシだって」

「一〇〇満点」

「じゃあ、もう良いよね」

「もう死ねよ、元凶」


そして、雲川鞠亜の見ている景色がゆらぎます。

ゆらんだ『だけ』でした。
そして、


ビキィ!!!!!!と。
何もないはずの空間に、真っ黒な亀裂が走っていた。
そして、その中から。
とある少年の右手が勢い良く飛び出してくる。


「・・・・・・やっと、追いついたぞ」

「ここまで来るのが遅かったかもしれない。入ってくるのに時間がかかり過ぎたかもしれない。それでも、俺はお前に追いついたぞ、グレムリン。お前が生んだ空間の歪みが座標を教えてくれた。そして追いついてしまえばもう好き勝手はさせない。お前たちの操るモノを壊す力が、この右手には宿っているんだから」

「このラインだ。この地点までが、お前達がルールを支配していた世界」

「そして」


上条当麻は、黒い亀裂から一歩、踏み出します。

「ここから先は、俺のルールでやらせてもらう!!」




キターーー!! ついに上条さんが登場ですよ!
この『チートすぎる異能』対『幻想殺し』といういつものパターンが出来上がるわけですね!
いやー、ここは鞠亜VSマリアンでも、それはそれで燃える展開だったんですが、やっぱり主人公は必要でしょうね。
そして、15巻の合間にある、キャラ表みたいなのに、上条さんのアイコンが追加されるんですが、オーラがやばいです。
この時ばかしは、気になりすぎたんで、これ書く前に続きをちらっと読みました。



接続過程
今回起きた事件。

『ナチュラルセレクター』、『木原』と『グレムリン』の戦い、それらは全て木原加郡によって考えられていたプログラムにすぎませんでした。
『本来ありえないような戦い』を引き起こすことによって、『本来はありえない超能力』を作ろうとしたようです。
しかし、その実験は巧くいきませんでした。
実験が行われていたバゲージシティは、その実験によって歪められていたのです。
『いつもの法則』が通用しない『何故だか知らないけど必要以上に悲劇が発生しやすい法則』になっていました。

しかし、そんな『異能』が上条当麻の右手によって壊されました。

これまでの様な冷たい世界ではなく、

上条当麻がいる―ヒーローがいる世界へとなったのです。




マジで、・・・・・・やっぱり主人公は上条さんなんですよ。なんかいつの間にか知識を蓄えて、どこか遠くへ行ってしまいましたが、やっぱり憧れの主人公ですね。
さっきもいいましたが、ここの次のページで、上条さんのアイコンが追加されるんですが、すごいオーラがあって格好良いです。今までの様なロリ顔じゃないんですよ! やったー!





第n章 たとえ死があったとしても Dead_to...
上条当麻が戻した世界。そこはさっきまでのバゲージシティの様で、少し違うバゲージシティでした。
場所も、コンテナ郡から、『ナチュラルセレクター』の試合会場へと変わっていました。

そこで、一人の高校生と、一人魔術師が戦いを始めます。

『戦乱の剣』の鞘、それだけにも効果がある。
その効果は『重力を変化させる玉』を生み出す効果。それは風船大の大きさで、その玉の内側では重力が、通常とは違う向きに、違う大きさになっています。その効果を応用し、空気中の塵や水蒸気を、外から玉へ、玉から外へ、高速に吸い、それを放出し、『灰色の刃』を生み出せます。その効果は、ウォーターカッターの様にすさまじく、又、元はこの世界にある通常のものなので、上条の右手では防ぐことができません。イメージとしては美琴の砂鉄カッターみたいなものでしょうか。
しかし、その球体から射出される『灰色の刃』の向きなどは、その球体の形や大きさを変えることで変更していたため、そこを上条は逆手にとりました。
その球体の形を外からの力で、変えることで、『灰色の刃』を暴走させました。
その暴走は、ホースの口を指でふさいだようなもので、その『灰色の刃』の効果はマリアン自体に向かいました。

しかし、『戦乱の剣』の本質はその剣自体。鞘は本来の力ではなく、『戦乱の剣』の力を抑えるための副産物。
『戦乱の剣』を引き抜けば、今度こそ上条は負ける。その力をおさえる鞘ですら、あの威力なのだ。

しかし、マリアンは『戦乱の剣』の剣を抜かない。
『戦乱の剣』はその破壊力ゆえ、使用したらこの世界が壊れる可能性すらある。木原加郡と生きた、大切な場所が壊れてしまう。
そのことを推理した上条は、マリアンの懐に駆けつけます。

そうして、黄金の鞘と、少年の拳が交差しました。


マリアンを倒した上条は、鞠亜と話します。
それで、上条当麻という一人の高校生が、ハワイ諸島から東欧のバゲージシティまでこれたのは、木原加郡がなんらかの処置をしていたため、とわかります。



『戦乱の剣』の鞘は『幻想殺し』によって破壊されたものの、その剣自体は、まだ壊れていないので、誰かによって悪用される前に、上条が右手で触れようとします。

しかし、その右手が『戦乱の剣』に触るより先に、上条の右手をは止まりました。一人の少女の手によって。
その少女の年は13~14。毛布のコートの中に黒い皮の装束を纏った色白の少女。魔女のような鍔広の帽子と、右目を覆う眼帯。
隻眼の少女は呟いた。

「・・・・・・まだ終わらないぞ」

直後、上条の右手首が、少女によって握りつぶされ、切断された。


なんとなく、キメ顔で言ってそうなキャラが出ましたね。



深刻な破損 ル9ニIbカケrサ991マ

上条当麻の意識は、右手を潰された時点で消えていました。

オティヌス。上条の右手を破壊した隻眼の少女の名前。
純粋な魔人。

先の無い上条の右手首から『何か』がオティヌスに飛んでいきますが、それもオティヌスの圧倒的握力によって潰されます。

そんな中、一人の男がその場に現れます。

オッレルス。魔人になれなかった者。金髪。

上条に用があるらしきその男は、オティヌスに早くこの場を立ち去ることを言います。
そんなことを聞くはずもないオティヌスでしたが、もう一人、その場に男が現れます。

フィアンマ。かつて『神の右席』の長として君臨していた男であり、第三次世界大戦を引き起こした男。『世界を救う力』をもっておりながらも、『特殊な右手』が無かったため、『世界を救う力』を使うことが出来なかった男。



この状況では分が悪い(それでも皆殺しにすることは出来る)とわかったオティヌスは、その場を立ち去ります。



ブリュンヒルド=エイクトベル。北欧神話としての先天的な性質『ワルキューレ』と、十字教としての先天的な性質『聖人』の二つをその身に宿す女性。
北欧にある小さな病院にいた彼女の元へ、『グレムリン』の刺客が現れる。20人近くの『後天的ワルキューレ』達。

そこに二人の女性が駆けつける。

一人は、金髪をしたメイド姿の女。『聖人』であり、そのランクはブリュンヒルドよりも上。この場にきた理由は、『グレムリン』などによって、その病院にいる無罪な人間に被害が及ぶのを防ぐため。そして『グレムリン』の情報を聞き出し、『グレムリン』の本拠地を潰すため。

もう一人は近代西洋魔術結社のボス。レイヴィニア=バードウェイ。『主神の槍―グングニル』の情報を、かつての使用した経験のあるブリュンヒルドから聞き出すために来た。そのためには、『グレムリン』の『後天的ワルキューレ』が邪魔なため、倒す。


禁書でもトップクラスの強さを持つであろう三人の女性が組むとか、『後天的ワルキューレ』じゃあ、どうしようもないよ。





一時撤退したオティヌスは考えていた。
ハワイで炉は入手した。
『槍』の情報も順調。
次はそれらを使える『素体』の入手が目的。

その『素体』にピッタリなのは、学園都市にある、窓のないビルにいる男だということ。




目を覚ました上条当麻の横には、フィアンマとオッレルスがいた。
いつの間にか上条の右手は元になっており、それは『自然に元に戻った』らしい。というか、『幻想殺し』があるので、魔術とかじゃ治せませんね。
バゲージシティにいる人を助ける、とボロボロに言う上条さんに、オッレルスは言います。


「利用された兵士達の一部も、テーブルにされたサンドリヨンも、君の右手と私達の叡智があれば五体満足に組み立て直す事もできるだろう」




感想

というわけで発売してから3日がたった新約とある魔術の禁書目録4巻ですが、どうだったでしょうか。

ああ、このストーリー解説は、当然私が書いたものですが、説明をしやすくする様に、作中では無い表現や薄い表現を何度も使ったりしています。

また、今回の4巻を読む上での解説ですので、後に出てくる伏線などについては触れていなかったりもします。
さらには、この解説。『本を読みながら書いた』ので粗がありまくりだと思いますが、気にせず笑いながらでも読んでください。

今回、かなり面白いです。
今までの新約禁書、特に3巻で失望していたわけですが、ようやく面白くなってきました。
科学と魔術が言い具合に交差してますね。
禁書らしくは無いんですが、面白い、ということは、これが『新約禁書らしさ』なのでしょう。その辺りを割り切って、旧約の方と比べないで読むのがただしかなと思います。

上条さんの登場具合がヒネられている、というのが新約らしさでしょうか。

今回は、新キャラが多く、その解説をあとがきでしているんですが、その数なんと13頁。普通の作家だったら13頁ももらえませんね。多くても3,4頁? その辺り、鎌池先生はすごいと重います。原作が類型1340万部突破したみたいですし。

その新キャラでも、特に『雲川鞠亜』が私はとても好きになりました。途中で何度も言ってますが、そのアクロバティックな動きが良いです。そのアクションも想像しやすいですね。イラストも可愛いですし。芹亜より可愛い。
打たれ弱い、と途中で言いましたが、あとがきでも言われていました。なんでも、能力名は『暴風車軸―バイオレンスドーナツ』。手裏が予測した通り、遠心力を操っているようで、効果は『自分自身の体が生み出す遠心力を0.5倍から2倍程度増減させる』というものだそうです。ランクはレベル2相当。体事態は何の強化もされていないようで、本気で殴ると拳の方が折れるらしいです。可愛い設定ですね。
鎌池先生は『偉そうなことを言っている割りに大した活躍をしてない』を言っています。まあ、そういうキャラだよ。この辺りは姉の芹亜と同じで、『核心に触れていても、力が無いため実行に移せない』というキャラの様です。

それにしても、今回は今までと違い斬新な技法を使う鎌池先生でした。上条さんが出るまでが「Sub.」や「Main.」で、上条さんが出てからは『第何章』という風にするなど、面白いです。
しかし、SAOみたいに、『カラーの挿絵』はでませんでした。少し期待をしていたんですが。


それにしても、今回だけで、10人以上もの、新キャラが出たのはすごいですね。
しかも、今回は『魔術でも科学でもない』技術を持ったキャラが数体いるのが特徴です。
てか、サフリーが、この大会に出た理由って、『格闘技の選手としてのスポンサー』を獲得するためだったんですね。以外と軽いなー。

今回はキャラが強いです。個性っていうんですかね。今回が初登場なのにも関わらず、木原加郡はすごい補正をかけられていたキャラだと思います。アレイスターはどこ行ったんだろ・・・・・・・。


ラストに出てきた、オッレルスとフィアンマ。これから上条さんと二人がどう動いていくのかに期待がかかります。

浜面や一通さんは、もう、アレですね。


てか、インデックスは今回も、一文字もでません。タイトルにもあるにも関わらず、2巻3巻と続けて名前すら出ないとか。・・・・・・・鎌池先生の罠に違いない!!


そんな風に、どんどんと伏線と投下していく新約とある魔術の禁書目録4巻でした。
次が楽しみです。

ちなみに、ストーリー解説は読みながら書いたので10時間以上かかりました。

新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)
(2012/03/10)
鎌池 和馬

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